「空論」の読み方と意味とは?「くうろん」と「からろん」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「空論」の読み方と意味とは? 読み方

「空論」という言葉はどのような意味で正しい読み方は何なのでしょうか。

今回は、「空論」の正しい読み方と意味について解説します。

「空論」の正しい読み方は「くうろん」と「からろん」どちら

「空論」という言葉の読み方としては「くうろん」「からろん」の2つが考えられます。

「くうろん」「からろん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「空論」の正しい読み方は「くうろん」です。

「空」には「空軍」【くうぐん】「制空」【せいくう】など「くう」という読み方と、「空手形」【からてがた】「空約束」【からやくそく】など「から」という読み方があります。

「論」「論陣」【ろんじん】「暴論」【ぼうろん】など「ろん」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせた「くうろん」「からろん」のうち「空論」の正しい読み方は「くうろん」です。

「空論」の意味

「空論」とは、「現実に即していない無価値な論」を指す言葉です。

意見や考えを整理して形にしたものを「論」といいます。

具体性のあるものや画期的なものなどさまざまな論がありますが、現実を踏まえず実現可能性が低い役立たずな論を「空論」といいます。

「空論」とは空虚な論であり、話し合ったり考えたりするだけ無駄な意味のない論です。

ありえない前提条件を設けたり到底不可能な仮定を伴ったりなど、考えとしては成立しても現実にはとても成り立たない論を指す言葉です。

「空論」の言葉の使い方や使われ方

・『出てくるのは空論ばかりで実りがない』
・『彼の主張は机上の空論に過ぎない』
・『空論のはずなのになぜか説得力がある』

まとめ

「空論」の正しい読み方は「くうろん」「からろん」は誤りです。

議論の質向上に重要な言葉なので正しい読み方と意味を知っておきましょう。

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