この記事では、「立論」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「立論」の正しい読み方は「りつろん」と「たちろん」どちら
「立論」の読み方として予測できるものに、「りつろん」と「たちろん」があります。
「りつろん」と「たちろん」の二つの読み方のうち、「立論」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「立論」の正しい読み方の結論は、「りつろん」が正しい読み方になります。
「立論」という言葉に使われている「立」という漢字の訓読みは「たつ・たてる」、音読みは「りつ・りゅう」です。
ただし「立論」の名詞においては音読みの「りつ」が使用されて、「りつろん」と読みます。
そのため、「立論」を「たちろん」と読むのは明らかな読み間違えとして判断されることになります。
「立論」の意味
「立論」の意味は、「議論の前提を立てたり議論の構成を組み立てたりすること」を意味しています。
「立論」というのは、「その議論において話し合うべき趣旨・テーマを組み立てること」や「話し合うべき内容の筋道・ロジックを明らかにすること、話し合いの順序・趣旨を明らかにしたその議論」を示唆している言葉なのです。
「立論」の言葉の使い方や使われ方
「立論」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『どういった問題についてどのような結論を出したいのかという立論ができていないのでは、議論を始めることすらできません』
・『地球物理学者である彼女が立論した地球温暖化問題のテーマは、どの国の研究者にとっても軽視することができないものでした』
・『ゼミの担当教授が適切な立論をしてくれたので、その後の学生同士の討論がスムーズに進みました』
まとめ
この記事では、「立論」の正しい読み方「りつろん」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?
「立論」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の解説を参照してみてください。