「等々力」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「等々力」の読み方とは? 読み方

この記事では「等々力」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「等々力」の正しい読み方は「とどろき」

地名や名字に使われている「等々力」「とどろき」と読みます。

「等々力」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「等々力」は、読み方が難しいことでもよく知られる漢字です。

「等々力」は等々を「とど」、力を「りき」と読んでいますが、通常は「等」「と」と読むことがありません。

そのため、「等々力」の読み方を知らないと「等々」「とうとう」と読んで「とうとうりき」「とうとうりょく」は読んでしまいがちです。

「等々力」について説明

「等々力」は地名や名字にみられる固有名詞です。

代表的なものには、世田谷区等々力、多摩川を挟んで世田谷区に隣接する川崎市中原区等々力などの地名が挙げられます。

世田谷区等々力は高級住宅街として知られますが自然にも恵まれおり、23区で唯一の渓谷「等々力渓谷」「等々力不動尊堂」が癒しのスポットとして親しまれています。

「等々力」の言葉の由来

「等々力」と書いてとどろきと読む理由ははっきりしていません。

「等々力」の語源については諸説がありますが、とどろきという地名は渓谷が由来しているといわれています。

かつて世田谷にあった渓谷は流れる滝の音が力強く、その音がどうどうと聞こえていたことが転じ、とどろきと呼ばれるようになったとされます。

ただ、漢字に使われる「等」しい「力」は滝の流れを意味するものではなく、「等々力」は当て字とも考えられています。

ごう音が鳴り響くことを漢字で表す場合は「轟き(とどろき)」を使うのが一般的で、地名には満願寺にある等々力不動尊が関係しているのではないかともいわれています。

まとめ

「等々力」の正しい読み方は「とどろき」です。

難読な地名としてもよく知られており、読み方を知らないと「とうとうりき」「とうとうりょく」と読んでしまう可能性があります。

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