この記事では、「精霊流し」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「精霊流し」の正しい読み方は「せいれいながし」と「しょうりょうながし」どちら
「精霊流し」には2つの読み方があります。
1つ目は「しょうりょうながし」で、音訓読みになります。
音訓読みとは、音読みと訓読みが組み合わさった読み方で、「重箱読み」とも言われます。
「精」の音読みは「せい・しょう」、「霊」の音読みは「れい・りょう」、「流し」は訓読みです。
2つ目は「しょうろうながし」で、習慣読みになります。
習慣読みとは、長い間その様に使われることで定着した読み方です。
正しい読み方の結論
「精霊流し」の正しい読み方は「しょうりょうながし」「しょうろうながし」になります。
「せいれいながし」とは読みません。
「精霊流し」の意味
「精霊流し」は、お盆で戻ってきたご先祖の精霊を送り返す為に、わらなどで作った船に灯篭やお供物などを載せて川や海に流す儀式のことで、15日の夕方頃に行われます。
メディアなどでは「しょうりょうながし」と読みますが、長崎では「しょうろうながし」と呼ばれています。
1970年代に同タイトルの曲がヒットしたことで有名になりました。
「精霊流し」の言葉の使い方や使われ方
「精霊流し」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『お盆の精霊流し(しょうりょうながし)に参加する』
・『災害が多かったので精霊流し(しょうりょうながし)を行う』
・『長崎の実家で毎年精霊流し(しょうろうながし)を行う』
まとめ
今回は「精霊流し」の読み方について紹介しました。
「精霊流し」の正しい読み方は「しょうりょうながし」「しょうろうながし」で、地方により変わってきます。
正しく読める様に覚えておきましょう。