「糸魚川」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「糸魚川」の読み方とは? 読み方

この記事では「糸魚川」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「糸魚川」の正しい読み方は「いといがわ」

「糸魚川」という地名の正しい読み方は「いといがわ」です。

「糸魚川」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「糸魚川」は、その地名を知っていなければ正しく読むことは難しい漢字です。

「魚」は通常「い」とは読まないので、訓読みの「うお」「さかな」と読んでしまうことがあるでしょう。

そのため「いとうおがわ」「いとさかながわ」と読んでしまいがちです。

「糸魚川」について説明

「糸魚川」は新潟県にある市の名前のこと。

1954年に誕生した市で、県の西端に位置して北側は日本海に面し、人口約4万人が暮らしています。

糸魚川市には「糸魚川」が流れているのではないか、思われることもありますが「糸魚川」という川は実在していません。

南側にある長野県から日本海へ通ずる一級河川の「姫川」が流れています。

当地は古代に有数のヒスイの産地として栄えていたこともあり、近代に入ってからヒスイが日本を象徴する国石に認定されました。

地形は、フォッサマグナが通っており、それにより日本列島の文化や風習などを西日本と東日本に分けているといった特徴があります。

「糸魚川」の言葉の由来

「糸魚川」という地名については、由来に関する推考がいくつか存在しています。

その一例が、糸魚川市を通る姫川は昔から氾濫を起こしやすい川であり、「良くないことを嫌う」という意味の「厭う」から「厭い川」「いとい川」という地名になったという説です。

また、川でイトヨという魚が獲れること、イトヨは漢字で「糸魚」と書くことに由来するという説もあります。

かつて但馬国(現在の兵庫県北部)から「糸井造」という一族が入ってきたことが由来ともいわれています。

少なくとも、現在流れている姫川とは大きな関係がありそうです。

まとめ

「糸魚川」の正しい読み方は「いといがわ」です。

「いとうおがわ」「いとさかながわ」と口に出してしまわないように気を付けましょう。

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