この記事では、「純米」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「純米」の正しい読み方は「じゅんまい」と「じゅんべい」どちら
「純米」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みをチェックします。
「純」の漢字の音読みは「ジュン」で、訓読みは常用漢字外の読み方ですが「きいと」です。
また、次の「米」の漢字の音読みは「ベイ・マイ」で、訓読みは「こめ」です。
従って、ここから二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「じゅんまい」とも「じゅんべい」とも読めることが分かります。
しかし、ここからどちらの読み方が正しいかを判断することは出来ません。
さて、「純米」の正しい読み方は「じゅんまい」と「じゅんべい」の、いずれなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「純米」の正しい読み方は「じゅんまい」で、「じゅんべい」と読むのは間違いです。
熟語を構成する漢字に、音読みが二つあり、そのいずれを使うのが正しいかを推察する方法がはなく、とにかく覚える以外方法がありません。
これは日本語の難しさの一つと言えるかも知れません。
「純米」の意味
「純米」とは、「代用品ではない、本物の米のこと」及び「清酒や料理酒や酢などが、醸造アルコールを添加することなく、米と米麹?のみで造られていること」を意味する言葉です。
日常的には、後者の意味で使われるケースが多いと言えます。
「純米」の言葉の使い方や使われ方
・『純米酒との表現はしばしば見聞きしますが、純米酢と言う表現があることは知りませんでした』
・『現在では、純米吟醸酒と銘打ったお酒が、多くの酒造会社から販売されています』
まとめ
「純米」の正しい読み方は「じゅんまい」で、「じゅんべい」と読むのは間違いです。
また、この「純米」とは、「代用品ではない、本物の米のこと」及び「清酒や料理酒や酢などが、醸造アルコールを添加することなく、米と米麹?のみで造られていること」を意味する言葉です。