「素行」の読み方と意味とは?「すこう」と「そこう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「素行」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「素行」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「素行」の正しい読み方は「すこう」と「そこう」どちら

「素行」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みについて、確認します。

まず、「素」の漢字の音読みは「ソ・ス」で、訓読みは「もと」です。

また「行」の漢字の音読みは「コウ・ アン・ギョウ」で、訓読みは「おこな(う)・い(く)」です。

ここから音読み+音読みで繋げれば、「すこう」「そこう」の、いずれとも読める可能性があることが分かります。

しかし、どちらが正しいかの判断は残念ながら出来ません。

さて、「素行」の正しい読み方は「すこう」「そこう」の、どちらなのでしょうか。

正しい読み方の結論

「素行」の正しい読み方は「そこう」で、「すこう」と読むのは間違いです。

この事例の様に、漢字がそれほど難しくなくても、熟語になった際に、同じ音読みのいずれが正しいのか分からない点も、日本語の読みの難しさと言えるでしょう。

「素行」の意味

「素行」とは、「普段の行いのこと」を意味する言葉です。

この言葉は、「素行」が良い場合には、敢えて「素行が良い」と使われることは少なく、悪い場合に「素行が悪い」「素行が良くない」と使われることが多いと言えます。

「素行」の言葉の使い方や使われ方

・『最近、政治家が信じられない不祥事を起こすことがあります。政治家には、事前の素行調査が必要とさえ思われます』
・『彼は仕事ができる優秀な男なのですが、素行が悪いので皆から嫌われています』
・『就職に際して、企業が応募者の家庭調査や素行調査を行うことは禁じられています』

まとめ

「素行」の正しい読み方は「そこう」で、「すこう」と読むのは間違いです。

また、この「素行」とは、「普段の行いのこと」を意味する言葉です。

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