この記事では、「細々」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「細々」の正しい読み方は「さいさい」と「ほそぼそ」どちら
細々という漢字を目にした人の中には、さいさいと読む人もいれば、ほそぼそと読んでしまう人もいるものです。
お陰でどちらの読み方が正解であるかで、迷ってしまう人も珍しくありません。
所が細々は、さいさいとほそぼそ、どちらの読み方も可能な言葉となっています。
以上の事から細々は、さいさいとほそぼそ、どちらの読み方も正しい読み方です。
正しい読み方の結論
細々は、さいさいとほそぼそ、どちらの読み方も正解な言葉となっています。
もっとも細はそのまま、さいと読む事が出来る上に、々は同じ漢字の繰り返しである事から、細細となり、さいさいと読むのは理解し易いです。
少し厄介なのが、ほそぼそと読むケースで、細の漢字は元々ほそと読めるので、本来ならば、ほそほそと読むべきなのに、何故ほそぼそとなるのか分からないという人もいたりします。
これは日本語の連濁と呼ばれる現象であり、2つの語が結び付いて1つの語を形成する際に、後ろの語の語頭が濁音に変化する事があるのです。
そんな連濁により細々は、ほそぼそと読む事が出来ます。
「細々」の意味
細々は、読み方によって表現する意味の幅に違いが出るので、その点には注意が必要です。
ちなみに、さいさいと読んだ場合には、こまかい様や何度もその物事を行う事を表します。
一方の、ほそぼそと読んだ場合には、非常に細かい様子や辛うじて続いている様といった意味を示すのです。
「細々」の言葉の使い方や使われ方
・『両親は現在、田舎で畑を耕しながら細々と暮らしています』
・『彼女は彼から貰った別れの手紙を、細々に破り捨てたのです』
・『私の稼ぎでは細々とした暮らしを営む他ありません』
まとめ
細々の漢字を見て、さいさいと読むべきか、ほそぼそと読むべきかで悩む人もいます。
ですが細々は、さいさいと読んでも、ほそぼそと読んでも正しい読み方です。
ただし、さいさいと読んだ場合には、細かい様や詳しい様、同じ動作が繰り返し行われる様といった意味を表現します。
対して、ほそぼそと読んだ場合には、とても細かい様や辛うじて続いている様子といった意味を示すのです。
