この記事では、「終幕」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「終幕」の正しい読み方は「しゅうまく」と「しゅうばく」どちら
「終幕」は「しゅうまく」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「終」の音読みは「しゅう」、訓読みは「お(わる)・お(える)・しま(う)・つい(に)」、「幕」は音読みで「まく・ばく」のみです。
「終幕」と表記する場合「しゅうばく」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「終幕」の正しい読み方は「しゅうまく」です。
「しゅうばく」とは読みません。
「終幕」の意味
「終幕」の意味は「演劇で、さいごのひと場面」「演劇が終了すること」「ものごとの最終局面」「ものごとが終わること」です。
「終」は「おわること」という意味、「幕」は「舞台と客席を仕切る布」「演劇の場面の区切り」という意味です。
「終幕」は演劇用語で、最後の場面が終わり、演目が完結すると幕が閉じられて終わりになることに由来しています。
ここから転じて、「ものごとが終わること」という意味で使われています。
完全に終わってしまった後だけではなく、ものごとが結末を迎えてもうすぐ終わる状態にも使われます。
「終幕」の言葉の使い方や使われ方
「終幕」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『劇が終幕に入りクライマックスを迎える』
・『ステージが終幕してもアンコールの声が止まない』
・『泥沼となった離婚裁判もやっと終幕をむかえられそうだ』
まとめ
今回は「終幕」の読み方について紹介しました。
「終幕」の正しい読み方は「しゅうまく」で、「しゅうばく」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。