「緒言」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「緒言」の読み方とは? 読み方

「緒言」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「緒言」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「緒言」の正しい読み方は「しょげん」

「緒言」の正しい読み方は「しょげん」です。

「緒」には「諸般」【しょはん】「諸君」【しょくん】など「しょ」という読み方があります。

「言」「言動」【げんどう】「金言」【きんげん】など「げん」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「しょげん」「緒言」の正しい読み方です。

「緒言」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「緒言」のよくある間違った読み方として挙がるのが「おげん」「しょごん」です。

「緒言」には「足緒」【あしお】「鼻緒」【はなお】など「お」という読み方があり「言」「遺言」【ゆいごん】「文言」【もんごん】など「ごん」とも読みます。

「緒言」「しょごん」だけが正しい読み方として認められており、他は全て読み間違いです。

「緒言」について説明

「緒言」とは、「論説の最初に書く説明文」のことです。

論文やレポートなどの論説において本題に入る前に書かれる理解の助けになる文章を指します。

論説を正しく理解してもらうには研究の目的や方針、用いた手法や背景など全体の概要をまず知ってもらう必要があります。

これから書き出す論説の内容を正しく理解してもらうための事前準備として本文に先立って書かれる文章が「緒言」です。

「序文」「前書き」とほぼ同じ意味ですが、基本的には論説でのみ用いられる表現です。

「緒言」の言葉の由来

「緒」には「いとぐち」という意味があります。

「理解のいとぐちになる文」「緒言」の由来です。

まとめ

「緒言」は日常的にはあまり使わない言葉ですが論説では必須なので覚えておきましょう。

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