「縮約」の読み方と意味とは?「しゅくたい」と「しゅくやく」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「縮約」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「縮約」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「縮約」の正しい読み方は「しゅくたい」と「しゅくやく」どちら

縮約の漢字表記を目にした人の中には、しゅくたいと読んでしまう人もいるものです。

ただし最初の縮の漢字は、縮小といった言葉を見れば分かる様に、しゅくという読みがありますが、後ろの約には、たいという読みがありません。

そのため縮約は、しゅくたいと読む事すら不可能なので、この様に読むのは当然、間違いです。

縮約の漢字は、しゅくたいではなく、しゅくやくと読むのが正しい読み方となっています。

正しい読み方の結論

縮約は、しゅくやくと読むのが正解な言葉です。

というのも縮の漢字は普通に、しゅくという読みを持っているし、約の漢字も、約束といった言葉を見れば理解出来る様に、やくという読みを持っています。

以上の事から、縮の漢字のしゅく読みと、約の漢字のやく読みとを組み合わせる事で、縮約の漢字は、しゅくやくと読む事が可能です。

「縮約」の意味

縮約は、ちぢめるやちぢむといった意味がある縮の漢字に、短くちぢめるとか、かいつまむ等の意味を有する約の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

だからこそ縮約は、規模を小さくして簡約する事を表すのです。

「縮約」の言葉の使い方や使われ方

・『今度この長いシリーズの縮約版が出るそうです』
・『10冊もある資料を3冊に縮約します』
・『きちんと意味が通じる形で、縮約する必要があります』

まとめ

縮の漢字には、しゅくの読みがありますが、約の漢字には、たいという読みは存在しません。

お陰で縮約を、しゅくたいと読む事さえ出来ないので、この読み方は誤りです。

縮約の漢字は、しゅくたいではなく、しゅくやくと読むべき言葉となっています。

更にそんな縮約は、規模を縮小して簡約するといった意味を示す際に、用いられる言葉です。

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