この記事では、「纏う」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「纏う」の正しい読み方は「まとう」と「つくろう」どちら
纏うという文字表記を見た人の中には思わず、つくろうと読んでしまう人がいるものです。
所が纏の漢字には、つくろといった読み自体存在しておらず、恐らく見た感じが似ていて、つくろという読みが存在する繕の漢字と勘違いして、この様に読んでしまうものだと推測されます。
だからこそ纏うを、つくろうと読むのは完全な誤りで、まとうと読むのが正しい読み方となっているのです。
正しい読み方の結論
纏うは、まとうと読むのが正解な読み方となっています。
そもそも纏の漢字は単体でも、まとという読みがあるので、その後に続く平仮名のうとシンプルに組み合わせて纏うは、まとうと読む事が出来るのです。
「纏う」の意味
纏うは、まとわりつくや身にまとう、といった意味を持っている纏の漢字に、平仮名のうを付け加える事によって誕生した言葉となっています。
以上の事から纏うは、身に着けるや着用する、からまるや巻き付く等といった意味を示すのです。
「纏う」の言葉の使い方や使われ方
・『彼女がそのドレスを身に纏うと、まるで別人の様に洗練された雰囲気を漂わせたのです』
・『幾ら落ちぶれてしまったとはいえ、ボロを纏う様な彼の姿は見たくありませんでした』
・『踊りを披露するには、その民族に伝わる伝統的な衣装を纏う必要があるそうです』
まとめ
纏の漢字には、つくろという読みは存在しません。
なので纏うを、つくろうと読んでしまうのは間違いで、まとうと読むのが正しい読み方となっています。
更にそんな纏うは、身に着けるやからまる、からみつかせるといった意味を表す際に、使用されているのです。