「罹る」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「罹る」の読み方とは? 読み方

この記事では、「罹る」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「罹る」の正しい読み方

「罹る」の正しい読み方は「かかる」です。

「かか(る)」は訓読みになります。

訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

「罹る」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「罹る」「はばかる」「りる」「こうむる」などと間違って読まれることがあります。

「罹る」について説明

「罹る」とは、「病気や災難などを身に受けること」という意味です。

動詞として「インフルエンザに罹る・罹った」「感染症に罹る・罹った」などと使われることが多くなります。

改まった場面では「罹患(りかん)する」と熟語として使われ、「疾病になること」という意味です。

ちなみに、病気の中でも「風邪」「風邪に罹る」ではなく「風邪を引く」と言います。

これは「風邪とは、風が運んでくる邪気を身体に引き込んでしまうこと」という由来がある為です。

なお、「罹患」は疾病全般に使われ、「風邪に罹患する」と言います。

「罹る」の言葉の由来

「罹る」「罹」という漢字は「鳥」「鳥を捕えるより糸と網網」の象形で、「鳥が網網に捕らわれること」、つまり「災難を身に負うこと」として使われる様になりました。

「かかる」「掛かる」と同じ語源で、「望ましくないことがこちらの身にふりかかる」という意味が共通しています。

まとめ

今回は「罹る」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

読み方
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