「義歯」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「義歯」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「義歯」の正しい読み方は「ぎし」
「義歯」の正しい読み方は「ぎし」です。
「義」には「義理」【ぎり】「仁義」【じんぎ】など「ぎ」という読み方があります。
「歯」は「歯科」【しか】「乳歯」【にゅうし】など「し」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ぎし」が「義歯」の正しい読み方です。
「義歯」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「義歯」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ぎは」「ぎば」です。
「歯」は「歯磨き」【はみがき】「歯医者」【はいしゃ】など「は」という読み方のほか「虫歯」【むしば】「仮歯」【かりば】など「ば」とも読みます。
「歯」の読み方としては正しいのですが「義歯」には当てはまりません。
「義歯」について説明
「義歯」とは、「欠損した歯の代わりに入れる人工の歯」のことです。
歯は乳歯から永久歯に生え変わる時以外、一度失ったら二度と生えてきません。
虫歯や事故など何らかの理由により失ってしまった歯の代わり装着する人工の歯を「義歯」といいます。
「義歯」は入れ歯やインプラント、ブリッジなどさまざまな人工の歯の総称です。
材質や装着方法などに関わらず自分の肉体ではなく後から取り付ける歯は全て「義歯」に当たります。
「義歯」の言葉の由来
「義」には「本物ではない代用品」という意味があります。
手の代わりになる装具を「義手」といい、足の代わりを「義足」というように「本物の歯の代わりになる代用品」に由来して「義歯」と呼ばれます。
まとめ
「義歯」は歯科治療ではとても重要なものですが読み間違いが多いので正しい読み方を覚えておきましょう。
