この記事では、「羽衣」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「羽衣」の正しい読み方は「はごろも」と「うい」どちら
「羽衣」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている漢字の個別の読みを説明します。
「羽」の漢字の音読みは「ウ」で、訓読みは「は・はね」です。
また、「衣」の漢字の音読みは「イ」で、訓読みは「ころも」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げば、「うい」と読むことが出来、また訓読み+訓読みで繋げば、「はころも」と読むことが出来ます。
そして、この「はころも」に、発音を容易にする「連濁」の変化が生じたとすれば、「はごろも」と読むことも可能と言えます。
しかし、いずれの読みが正しいかは、この分析からは分かりません。
さて、「羽衣」の正しい読み方は「はごろも」と「うい」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
「羽衣」は、一般的には「はごろも」と読まれますが、「うい」と読まれることもあり、結論としてはいずれも正しいと言えます。
「羽衣」の意味
「羽衣」とは、「仙人や天女などがまとう衣のこと、及び鳥の身体をおおう羽毛のこと」を意味する言葉です。
「羽衣」の言葉の使い方や使われ方
・『日本の各地に、天女の羽衣伝説が、今日まで伝えられています』
・『羽衣に鳥の身体をおおう羽毛の意味があることは知らなかった』
・『天女の羽衣伝説では、羽衣をなくすと、天国に帰れないとするのが、共通点と言えます』
まとめ
「羽衣」は、一般的には「はごろも」と読まれますが、「うい」と読まれることもあり、結論としてはいずれも正しいと言えます。
また、この「羽衣」とは、「仙人や天女などがまとう衣のこと、及び鳥の身体をおおう羽毛のこと」を意味する言葉です。