「聲」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「聲」の読み方とは? 読み方

この記事では、「聲」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「聲」の正しい読み方は「こえ」

「聲」の正しい読み方は「こえ」です。

これは「聲」を訓読みにした読み方になります。

音読みをする場合は「セイ」「ショウ」と読みます。

「聲」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「聲」は、声、殳(るまた)、耳を組み合わせた漢字なのですが、見た目が似ている漢字の「聾(ろう)」「蟹(かに)」と間違えられることがあります。

特に「聾」「聲」ととてもよく似ているため、「聲」「ろう」と読んだり「聾」「こえ」と読んだりすることも少なくありません。

「聲」について説明

「聲」「声(こえ)」の旧字にあたる漢字で、こえ、音色や音の響きを意味します。

「聲」という漢字は、叩いて音を出す楽器を表す「殸」と、その音を聞き取る「耳」で構成されています。

このことから、漢字の「聲」は、耳に聞こえてくる音を表していることがわかります。

新字の「声」「聲」を簡易にしたもので、どちらも基本的に意味は同じです。

そのため「こえ」と書く時は、どちらの漢字を使っても間違いにはなりません。

ただ、現在は「声」と表記するのが一般的であり、「聲」はめったには使われません。

「聲」は叙情的な雰囲気が感じられることからも、文学的な表現をする時にしばしば用いられています。

まとめ

「聲」「声」の旧字体で、「声」と同様に「こえ」と読みます。

漢字の見た目が似ている「聾(ろう)」「蟹(かに)」と間違えないように気を付けましよう。

読み方
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