「胆嚢」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「胆嚢」の読み方とは? 読み方

「胆嚢」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「胆嚢」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「胆嚢」の正しい読み方は「たんのう」

「胆嚢」の正しい読み方は「たんのう」です。

「胆」には「胆石」【たんせき】「臥薪嘗胆」【がしんしょうたん】など「たん」という読み方があります。

「嚢」「嚢胞」【のうほう】「背嚢」【はいのう】など「のう」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「たんのう」「胆嚢」の正しい読み方です。

「胆嚢」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「胆嚢」のよくある間違った読み方として挙がるのが「きものう」「いのう」です。

「胆」には「胆試し」【きもだめし】「胆が太い」【きもがふとい】など「きも」という読み方があるほか「胆振」【いぶり】「胆沢川」【いさわがわ】など「い」とも読みます。

どちらも「胆嚢」には当てはまりません。

「胆嚢」について説明

「胆嚢」とは、「胆汁を貯めておく役割を持つ臓器」のことです。

肝臓で製造される胆汁と呼ばれる脂肪の消化に必要な消化液を貯めておき必要に応じて供給する働きをする臓器の名前です。

肝臓と十二指腸の途中に位置し50ml程度の胆汁を貯蔵します。

摘出すると肝臓が働きを代替するため、胆汁の量を調整する能力が低下し消化不良を起こしやすくなるものの大きな問題はありません。

「胆嚢」の言葉の由来

「胆」は肝臓を意味し「嚢」は袋を意味します。

「肝臓から分泌される胆汁を貯めておく袋」「胆嚢」の由来です。

まとめ

「胆嚢」「胆のう」とひらがな表記が多く、漢字で書くケースはあまり見かけません。

難しい漢字ですが正しい読み方覚えておきましょう。

読み方
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