この記事では、「背骨」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「背骨」の正しい読み方は「せぼね」と「せこつ」どちら
「背骨」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを、確認します。
「背」の漢字の音読みは「ハイ」で、訓読みは「せ・せい・そむ(く)」です。
また、次の「骨」の漢字の音読みは「コツ」で、訓読みは「ほね」です。
ここから、二つの漢字を訓読み+訓読みで繋げれば、「せほね」と読むことが出来、これが発音を容易にするための音変化である連濁により、「ほね」が「ぼね」に音変化すれば、「せぼね」と読める可能性があることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「せこつ」と読める可能性があることも分かります。
しかし、ここからは残念ながら、どちらの読み方が正しかを判断することは出来ません。
さて、「背骨」の正しい読み方は「せぼね」と「せこつ」の、いずれなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「背骨」の正しい読み方は「せぼね」で、「せこつ」と読むのは間違いです。
この熟語の読み方では、少し特殊な湯桶読みではなく、訓読みを重ねた読み方の方が正しいと言うことになります。
「背骨」の意味
「背骨」とは、「脊椎(せきつい)」と表現されることもあり、「脊椎動物の体幹の中軸をなす骨格で、首から尻にかけての骨のこと」を意味します。
「背骨」の言葉の使い方や使われ方
・『あの野球選手は、背骨を傷めたとのことで、再び出場が可能となるのに、最低でも2週間必要だそうです』
・『背骨の中には多くの神経が走っており、人間にとっては非常に大切な部位と言えます』
・『人間の様に、背骨を有する動物を脊椎動物と表現します』
まとめ
「背骨」の正しい読み方は「せぼね」で、「せこつ」と読むのは間違いです。
「背骨」とは、「脊椎(せきつい)」と表現されることもあり、「脊椎動物の体幹の中軸をなす骨格で、首から尻にかけての骨のこと」を意味します。