「胚盤胞」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「胚盤胞」の読み方とは? 読み方

この記事では、「胚盤胞」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「胚盤胞」の正しい読み方は「はいばんほう」

「胚盤胞」の正しい読み方は、「はいばんほう」になります。

「胚盤胞」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「胚盤胞」の間違いやすい読み方として、「ふばんほう・ひばんほう・はいばんぽう」などを想定することができます。

「胚盤胞」の言葉に使われている「胚」の漢字には「不・否」に似たつくりが含まれているため、「ふばんほう・ひばんほう」といった間違った読み方をしてしまう恐れがあります。

ただし、「胚盤胞」の正しい読み方は「はいばんほう」になります。

「胚盤胞」について説明

「胚盤胞(はいばんほう)」とは、「人間(ヒト)を含む生命の始まりとなる初期胚(しょきはい)の次の形態」を意味している生物学的な言葉です。

「胚盤胞」という生命の大本になる細胞塊は、胚性幹細胞(はいせいかんさいぼう)に由来する「内細胞塊・栄養膜」によって構成されています。

「胚盤胞」を構成している「内細胞塊」とは、あらゆる細胞・器官に分化する可能性を秘めた細胞塊であり、いわゆる「ES細胞・万能細胞」と呼ばれるものに当たります。

「胚盤胞」というのは、「精子と卵子が結合して受精卵となった後、細胞分裂を繰り返してその受精卵が子宮に着床できる状態にまで分裂が進んだもの」を指しています。

受精卵は、受精後4日目に細胞が8〜16個に分割された「桑実胚(そうじつはい)」になります。

さらに受精5日目、「桑実胚」「胚盤胞」にまで成長するのです。

「胚盤胞」にまで成長した場合は、遺伝子エラーのリスクが低くなり、子宮に着床できる確率も上がってきます。

まとめ

この記事では、「胚盤胞」の正しい読み方が「はいばんほう」であることを説明しました。

「胚盤胞」の間違いやすい読み方や「胚盤胞」の意味についても詳しく解説していますので内容をチェックしてみてください。

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