「胸囲」は体の一部のサイズを指す言葉ですが、具体的にはどこのサイズのことで読み方は何が正しいのでしょうか。
今回は、「胸囲」の正しい読み方と意味について解説します。
「胸囲」の正しい読み方は「きょうい」と「むねい」どちら
「胸囲」という言葉の読み方を漢字の読みから考えると「きょうい」と「むねい」のになります。
「きょうい」と「むねい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「胸囲」の正しい読み方は「きょうい」です。
「胸」には「胸襟」【きょうきん】「胸中」【きょうちゅう】など「きょう」という読み方と、「胸肉」【むねにく】「鳩胸」【はとむね】など「むね」という読み方があります。
「囲」は「囲炉裏」【いろり】「周囲」【しゅうい】など「い」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせると「きょうい」と「むねい」になりますが「胸囲」の正しい読み方は「きょうい」です。
「胸囲」の意味
「胸囲」とは、「胸周りの長さ」を指す言葉です。
胸をぐるりと一周する長さを指し男性は胸回りが一番長くなる乳首のすぐ下で測定しますが、女性は胸の膨らみの上端部で測定します。
かつては心肺の発達を調べる目的で健康診断でも測定していましたが、科学的な関連性が低いことが指摘されたため廃止になり今は測定していません。
一般的にはスーツやシャツなど洋服のサイズを知るために測定することが多く、体にフィットした洋服選びに重要な情報です。
「胸囲」の言葉の使い方や使われ方
・『メジャーで胸囲を測定する』
・『筋トレのおかげで胸囲が大きくなった』
・『オーダースーツ作りのために胸囲を計る』
まとめ
「胸囲」は「きょうい」と読むのが正解で「むねい」と読むことはありません。
日常の中でも使われている言葉なので覚えておきましょう。