この記事では、「能天気」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「能天気」の正しい読み方は「のうてんき」
能は、能力や才能といった言葉を見れば理解出来る様に、音読みでのうと読める漢字です。
続く天の漢字は、天才とか天候の言葉の通りに音読みで、てんと読む事が出来ます。
最後の気は、元気や気分という言葉の様に、音読みではきと読まる事が多い漢字です。
だからこそ能天気は3つの漢字の音読みをシンプルに繋げる事によって、のうてんきと読むのが正しい読み方となっています。
「能天気」の間違った読み方や間違いやすい読み方
気は、気配とか色気といった言葉の様に、音読みでけと読む事も可能な漢字です。
お陰で能天気の最後の気の漢字をけと読む事で、のうてんけと読んでしまう人もいたりします。
他にも天の川の様に、天は訓読みであまと読める漢字です。
故に脳天気を、のうあまきという風に読んでしまうケースもあるのです。
所がそれら2つの読み方は、完全に間違いであるため、その様な読み方はすべきではありません。
「能天気」について説明
能天気は、暢気で馬鹿げていて深く考えてはいない様子、といった意味を表す言葉です。
まとめ
能は音読みでのうと読めるし、天は音読みでてんと読める上に、気は音読みでけと読む事が出来ます。
そのためそれら3つの漢字の音読みを合わせて能天気を、のうてんけと読んでしまう人もいるのです。
ですが最後の気はけではなく、同じ音読みのきを採用すべきとなっています。
なので能天気は、のうてんけではなく、のうてんきと読むのが正解です。
そんな能天気は、軽薄であり向こう見ずな事を示す言葉となっています。