この記事では、「能面」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「能面」の正しい読み方は「のうめん」
能力や可能、有能に万能といった言葉を目にすれば分かる通り、能の漢字は音読みで、のうと読む事が出来るのです。
もう一方の面の漢字は、顔面と面倒、面妖に面接などの言葉の様に音読みでは、めんと読めます。
以上の事から、能ののう読みと面のめん読みとを組み合わせる事で、能面は、のうめんと読むのが正解となっているのです。
「能面」の間違った読み方や間違いやすい読み方
面白いや面影の様に、面の漢字は訓読みで、おもと読まれる事も少なくありません。
なので能の音読みであるのうと、面の訓読みであるおもとを合体させて能面を、のうおもと読む人もいるのです。
他にも面は、細面とか矢面の言葉みたいに、訓読みでおもてとも読まれる漢字となっています。
故に能面が、のうおもてと読まれる事もあるのです。
所がそれら2つの読み方は単純に間違いなので、この様な読み方を行うべきではありません。
「能面」について説明
能面は、能に使用する仮面を示す言葉です。
般若の面の様に1つの面で、喜怒哀楽が表現出来る様になっているのが特徴となっています。
まとめ
能は音読みでのうと読めるし、面は訓読みでおもてと読む事が可能です。
お陰でその2つの漢字の音読みと訓読みとを繋げて能面を、のうおもてと読んでしまう人も存在しています。
ですが能面の言葉に関しては、音読みと訓読みとを合わせるのは誤りで、音読み同士を合体させた、のうめんという読みが正しい読み方となっているのです。
更にそんな能面は、能に用いている仮面を表す言葉となっています。