「脇息」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「脇息」の読み方とは? 読み方

「脇息」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「脇息」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「脇息」の正しい読み方は「きょうそく」

「脇息」の正しい読み方は「きょうそく」です。

「脇」には「脇侍」【きょうじ】「のように「きょう」という読み方があります。

「息」「息災」【そくさい】「子息」【しそく】など「そく」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「きょうそく」「脇息」の正しい読み方です。

「脇息」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「脇息」のよくある間違った読み方として挙がるのが「わきそく」「きょういき」です。

「脇」には「脇腹」【わきばら】「小脇」【こわき】など「わき」という読み方があり「息」「吐息」【といき】「寝息」【ねいき】など「いき」とも読みます。

漢字の読み方としては正解ですが「脇息」には使いません。

「脇息」について説明

「脇息」とは、「座る場所の横に置きひじをかけてくつろぐ安楽具」のことです。

日本で古くから使われていた道具で、和室で座る時に使うひじ掛けの一種です。

「脇息」を横に置きひじをついてもたれかかることで体重を支える力が分散され楽にくつろげます。

「脇息」の言葉の由来

古事記は日本書紀にも原型が登場する古い道具で奈良時代には「挟軾」【きょうしょく】と呼ばれていました。

「きょうしょく」が変化して「きょうしょく」になり、脇において一息つくところから「脇息」という字を当てたのが由来とされています。

まとめ

「脇息」は現代ではあまり使わない道具ですが和風旅館などでは今でも現役で使われています。

読み間違いの多い難読漢字なので覚えておきましょう。

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