「脊柱」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「脊柱」の読み方とは? 読み方

この記事では、「脊柱」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「脊柱」の正しい読み方は「せきちゅう」

「脊柱」「せきちゅう」と読みます。

これは「脊」の音読み「セキ」「柱」の音読み「チュウ」を組み合わせた読み方になっています。

「脊柱」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「柱」は訓読みで「はしら」と読むことから「脊柱」「せきばしら」と読んでしまいがちです。

体の部位を表す名称は、基本的に漢字を音読みにすることが多いので、この場合の「柱」「チュウ」と読むのが正しいと認識しておきましょう。

「脊柱」について説明

「脊柱」とは、首の「頸椎」からお尻の「尾骨」まで体の中心を通る骨格のこと。

いわゆる「背骨(せぼね)」のことです。

「脊柱」は、「椎骨(ついこつ)」と呼ばれる円柱状の骨と「椎間板(ついかんばん)」が交互に積み重なってつながり、1本の柱を形成しています。

そして、頭がい骨と体幹の中心を支える柱のような役割を担っています。

漢字の「脊」は背中や背骨を意味しており、「柱」と組み合わせた「脊柱」はまさに体の支柱となる背骨を表しています。

ヒトの場合は首の頸椎、胸の胸椎、腰の腰椎、お尻の仙椎(仙骨)、尾椎(尾骨)の計26個ほどの椎骨で形成されており、「脊柱」「脊椎(せきつい)」とも呼ばれています。

椎骨は硬い骨ですが椎間板がクッションの役割を果たしているので、「脊柱」には柔軟性があり、体を反らせてもしなやかに動かすことができます。

まとめ

「脊柱」は背骨のことで、正しい読み方は「せきちゅう」となります。

「せきばしら」と読み間違えないよう、正しい読み方を覚えておきましょう。

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