この記事では、「腹式」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「腹式」の正しい読み方は「ふくしき」と「はらしき」どちら
「腹式」は「ふくしき」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「複」の音読みは「ふく」、訓読みは「はら・こころ」という意味、「式」の音読みは「しき・しょく」、訓読みは「のり・のっと(る)」という意味です。
「腹式」と表記する場合「はらしき」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「腹式」の正しい読み方は「ふくしき」です。
「はらしき」とは読みません。
「腹式」の意味
「腹式」は「腹式呼吸(ふくしきこきゅう)」の略語として使われます。
「腹式呼吸」とは、「肺に入れた空気を腹部の奥まで溜め、横隔膜を刺激する呼吸法」のことです。
横隔膜を刺激することで酸素を効率よく取り入れ、副交感神経を活性化させる効果があります。
対語は「胸式呼吸(きょうしきこきゅう)」で、「肺に入れた空気を胸部だけに留めて出す浅い呼吸」のことです。
同じ読み方をする言葉に「複式」がありますが、こちらは「二つ以上の構造・方式からなるもの」という全く違う意味の言葉です。
「腹式」の言葉の使い方や使われ方
「腹式」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『腹式呼吸を身に付けてリラックスする』
・『歌を歌う時には腹式呼吸する』
・『息を吸ってお腹が膨らむのは腹式だ』
まとめ
今回は「腹式」の読み方について紹介しました。
「腹式」の正しい読み方は「ふくしき」で、「はらしき」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。