この記事では、「腹膜播種」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「腹膜播種」の正しい読み方は「ふくまくはしゅ」
腹の漢字は腹部や空腹等の言葉の様に、音読みでふくと読めるし、膜の漢字は、鼓膜とか角膜みたいに音読みでまくと読めるのです。
続く播の漢字は、音読みではと読めるし、最後の種は、種族や接種の言葉の通り、音読みでしゅと読む事が出来ます。
だからこそそれら4つの漢字の音読み同士を組み合わせる事で腹膜播種は、ふくまくはしゅと読むのが正しい読み方となっているのです。
「腹膜播種」の間違った読み方や間違いやすい読み方
腹芸とか裏腹の言葉を見れば理解出来る様に、腹は訓読みではらと読む事が出来ます。
最後の種も、種馬の様に訓読みである、たねと読まれる事も珍しくはない漢字となっているのです。
お陰で腹と種の漢字の訓読みと、膜と播の漢字をの音読みとを合体させて腹膜播種の漢字表記を、はらまくはたね、と読んでしまう人もいたりします。
所が腹膜播種の言葉に対して、訓読みを混ぜたこの読み方は間違いなのでこういった読み方をすべきではありません。
「腹膜播種」について説明
腹膜播種は、種がまかれる様に体内のあちこちに悪性の腫瘍が広がってしまう事を表すのです。
まとめ
腹は訓読みではらと読めるし、膜は音読みでまくと読む事が出来ます。
播は音読みではと読める上に、種は訓読みでたねと読む事が可能です。
以上の事から腹膜播種の漢字表記を目にした人の中には、それら4つの漢字の読みを繋げて、はらまくはたねと読んでしまう人も存在します。
ですが腹膜播種の言葉に関しては、訓読みを含めたその様な読み方は間違いで、よりシンプルに4つの漢字の音読みを繋ぎ合わせて、ふくまくはしゅと読むのが正解です。
そんな腹膜播種は、種がまかれるみたいに身体の中でがん細胞が広がってしまう事を意味する言葉となっています。