この記事では、「臨む」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「臨む」の正しい読み方は「いどむ」と「のぞむ」どちら
臨むという文字表記を見た人の中には何となく、いどむと読んでしまう人がいたりするものです。
ですが肝心の臨の漢字には、いどという読みは存在していません。
そのため臨むを、いどむと読む事すら不可能であるため、この読み方は完全に誤りです。
臨むは、のぞむと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
臨むは、のぞむと読むのが正解な言葉です。
というのも臨の漢字は単独で、のぞと読む事が出来るので、後に続くむの平仮名をシンプルに付け加えて読む事で、臨むの文字は、のぞむと読む事が出来ます。
「臨む」の意味
臨むは、高い所から見下ろすやその場に直面する、原本をそばに置いて見るといった意味を所有している臨の漢字に、平仮名のむを付け足す事で成立した言葉です。
だからこそ臨むは、風景等を目の前にするやある事態が起こる様な場所に身を置くといった意味を表します。
「臨む」の言葉の使い方や使われ方
・『どんなに強い相手でも、勝てるという意気込みで試合に臨む必要があります』
・『今回の新製品の開発には、私の進退をかけて臨むつもりです』
・『本当にやましい事がないなら、おどおどせずに堂々とした態度で臨むべきです』
まとめ
臨の漢字には、いどという読み方自体が存在していません。
以上の事から臨むの文字は、いどむという読み方すら不可であるため、こういった読み方をするのはシンプルに間違いです。
臨の文字は、のぞという読みがある事から、臨むは、のぞむと読むのが正しい読み方となっています。
更にそんな臨むは、場所や風景等を目の前にするや、何らかの事態が起こる様な所に身を置くといった意味を示す際に、用いるべき言葉です。