この記事では、「臨終」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「臨終」の正しい読み方は「りんじゅう」と「りんしゅう」どちら
「臨終」の読み方として想定できるものに、「りんじゅう」と「りんしゅう」があります。
「りんじゅう」と「りんしゅう」の二つの読み方のうち、「臨終」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「臨終」の正しい読み方の結論は、「りんじゅう」が正しい読み方になります。
「臨終」という言葉に使われている「終」という漢字の訓読みは「おわる・おわり」、音読みは「しゅう・じゅう」です。
ただし「臨終」の死に関する名詞においては濁音化した音読みの「じゅう」が使われて、「しゅう」という読み方はしません。
そのため、「臨終」を「りんしゅう」と読むのは明らかな読み間違えということになるのです。
「臨終」の意味
「臨終」の意味は、「死の間際に向き合うこと」や「病気・事故・寿命(老衰)などで死ぬこと」を意味しています。
「臨終」という言葉には、「医師が終末期の患者の最期に立ち会って、死んだことを確認した上で、その患者に死亡診断を下した時点」といった意味合いもあります。
「臨終」の言葉の使い方や使われ方
「臨終」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『祖母は苦労の多い人生を頑張って生きてきましたが、臨終のときにはとても安らかで穏やかな顔になりました』
・『日本の仏教の教えでは、臨終のときにその人がそれまで生きてきた人生の善悪・美醜が反映されると考えられてきました』
・『医師が彼女の臨終を宣告してからも、私はその悲しい現実をまったく受け入れることができずにいました』
まとめ
この記事では、「臨終」の正しい読み方「りんじゅう」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?
「臨終」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の解説を参照してみてください。