「至高」は何と読むのが正しい読み方になる言葉なのでしょうか。
今回は、「至高」の正しい読み方と意味について解説します。
「至高」の正しい読み方は「しこく」と「しごく」どちら
「至高」という言葉の読み方として「しこく」と「しごく」が思い浮かびます。
「しこく」と「しごく」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「至高」の正しい読み方は「しこく」と「しごく」のどちらでもありません。
「至高」の正しい読み方は「しこう」です。
「至高」は「至大」【しだい】「夏至」【げし】など「し」と読みます。
「高」は「高所」【こうしょ】「標高」【ひょうこう】など「こう」と読むほか「高い」【たかい】「高まる」【たかまる】など「たか」や「声高」【こわだか】「居丈高」【いたけだか】など「だか」とも読みますが、「こく」「ごく」とは読みません。
漢字の読み方を組み合わせた「しこう」が「至高」の正しい読み方で「しこく」や「しごく」とは誤りです。
「至高」の意味
「至高」とは、「これ以上無いほど優れていること」を意味する言葉です。
「至高」の「至」には先がないところまで行き着くという意味があります。
「至高」はこれ以上ないほどまで高みに上り詰めているさまを表す言葉で、物事の優秀さや素晴らしさを表す時に用いられる表現です。
似たような言葉として「最高」がありますが、最高は多くの中でもっとも高みにある一つを表すのに対し「至高」は高みに至っていることを表しているだけなので同じように優れたものが複数ある場合にも用いられるという違いがあります。
「至高」の言葉の使い方や使われ方
・『至高の逸品』
・『まさに至高の味わいである』
・『至高の技で創られた作品』
まとめ
「至高」の読み方はは「しこく」と「しごく」のどちらでもなく「しこう」です。
優れたものを表す表現として比較的よく使われるので覚えておきましょう。