「色丹島」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「色丹島」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「色丹島」の正しい読み方は「しこたんとう」
「色丹島」の正しい読み方は「しこたんとう」です。
「色丹島」はアイヌ語の発音に漢字を当てた当て字です。
「色」に「しこ」という読み方は本来ありませんが「色丹」の場合に限り例外的に「しこ」という読み方が当てられます。
「色丹島」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「色丹島」のよくある間違った読み方として挙がるのが「いろたんとう」「しきたんとう」です。
「色」には「色絵」【いろえ】「黄色」【きいろ】など「いろ」という読み方があるほか「色素」【しきそ】「景色」【けしき】など「しき」とも読みます。
「色丹島」は固有名詞なので「しこたんとう」以外の読み方は間違いです。
「色丹島」について説明
「色丹島」とは、「根室半島の東に位置する島」のことです。
北海道の東に浮かぶ北方四島の1つです。
接岸可能な地形が複数ありかつてはサケ漁やコンブ漁などの漁業拠点として利用され、最盛期は3千人程度が暮らしていました。
1945年のソ連による実効支配以降は日本からの自由な渡航ができない状態が続いています。
納沙布岬からは約75kmほどの距離ですが好天時は肉眼で視認できます。
「色丹島」の言葉の由来
アイヌ語で「大きな集落がある土地」を意味する「シ・コタン」に由来します。
まとめ
「色丹島」は一般的なルールからは外れた読み方のため知らないと読めません。
北方四島としてニュースでもよく登場する地名なので覚えておきましょう。