この記事では、「草履」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「草履」の正しい読み方は「ぞうり」
草履は、ぞうりと読むのが正しい読み方となっているのです。
ただし履修や履歴の言葉の様に、後ろの履の漢字は音読みで普通に、りと読む事が出来ます。
問題は最初の草の漢字であり、牧草とか草原の言葉みたいに音読みでそうとは読めますが、ぞうという読みはありません。
とはいえこれは日本語の熟字訓と呼ばれる読み方であり、2つ以上の漢字が合体して出来る熟字に訓読みをあてた特殊な読み方となっているのです。
だからこそ草履の漢字表記は、ぞうりと読むのだと理解しておく必要があります。
「草履」の間違った読み方や間違いやすい読み方
草の漢字は、音読みでそうと読めるし、履の漢字は音読みでりと読めるのです。
そのため音読み同士を繋げて草履を、そうりと読む人もいたりします。
他にも草の漢字は訓読みである、くさと読まれる事も多いため草履は、くさりと読まれる事もあるのです。
所が草履の言葉に関しては、そうりと読むのも、くさりと読むのもどちらも間違いとなっています。
「草履」について説明
草履は、藁やい草等を編んで作られた履き物を表す言葉です。
まとめ
草の漢字は音読みでそうと読み、履の漢字は音読みでりと読めます。
故に草履の言葉を、そうりと読んでしまう人も存在するのです。
ですが草履に関しては、単純に音読みを繋げるこの読み方は誤りとなっています。
日本語の熟字訓という特別な読み方により、草履は、そうりではなく、ぞうりと読むのが正解です。
そんな草履は、い草や藁等を駆使して作られる履き物を意味する言葉として使用されています。