「荘厳」という言葉はどういった読み方が正しいのでしょうか。
今回は、「荘厳」の正しい読み方と意味について解説します。
「荘厳」の正しい読み方は「そうげん」と「そうごん」どちら
「荘厳」という言葉の読み方としては「そうげん」と「そうごん」の2つが当てはまりそうです。
「そうげん」と「そうごん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「荘厳」の正しい読み方は「そうごん」です。
「荘」には「荘重」【そうちょう】「別荘」【べっそう】など「そう」という読み方があります。
「厳」には「厳浄」【ごんじょう】「浄厳」【じょうごん】など「ごん」という読み方がありますがあまり多くは使われず、ほとんどの場合「厳密」【げんみつ】「尊厳」【そんげん】など「げん」と読みます。
一般的な読み方から考えると「荘厳」の読み方としては「そうげん」が正しそうに思えますが、実際には「そうげん」は誤りで正しい読み方は「そうごん」です。
「荘厳」の意味
「荘厳」とは、「厳かで重厚感があること」を意味する言葉です。
軽薄さが無くどっしりと落ち着いていて重みが感じられる雰囲気に対して用いる表現で、一般的には立派なものや神秘的なものから感じられる重々しい雰囲気やありがたみを表す時に使います。
目に見える姿形ではなくなんとなく感じられる雰囲気に対して用いる言葉です。
「荘厳」の言葉の使い方や使われ方
・『境内は荘厳な雰囲気に包まれている』
・『荘厳な空気の中で鐘の音が鳴り響く』
・『荘厳な空気の中で式典は着々と進行している』
まとめ
「そうごん」は「厳」を「ごん」と読む数少ない熟語のひとつです。
「厳」は「げん」と読むことが多く誤読しやすいので正しい読み方を覚えておきましょう。