「萌芽」の読み方と意味とは?「ほうが」と「もえめ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「萌芽」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「萌芽」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「萌芽」の正しい読み方は「ほうが」と「もえめ」どちら

「萌芽」の読み方を考えるために、最初に「萌芽」の熟語を構成する漢字の個別の読み方について、説明します。

「萌」の漢字の読みは、音読みが「ボウ・ホウ」で、訓読みが「めば(え)・も(える)」です。

また「芽」の漢字の読みは、音読みが「ガ」で、訓読みが「め」です。

この熟語の「萌」の漢字の読みは、余り知られていませんでしたが、流行語として「萌え(もえ)」が広まったこともあり、この読みだけ知っている人も多く、「萌芽」の読みとして「もえめ」だろうと考えた方が少なくないでしょう。

もちろん、二つの漢字を訓読み+訓読みで繋げれば、この読み方も出来ます。

しかし、一方で音読み+音読みでは「ほうが」とも読めるのです。

さて、いずれの読み方が正しいのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論としては、「萌芽」の正しい読み方は「ほうが」で、「もえめ」と読むのは間違いです。

蛇足ですが、「もえめ」の読みに飛びついた方は、漢字には音読みがあることを忘れず、「萌え」の読みを知った時に、合わせて音読みも覚えておかれることをお勧めします。

「萌芽」の意味

「萌芽」とは、「草木の芽のもえ出ること」を意味する言葉で、そこから転じて「新しく、物事が起こりはじめること」の意味もあります。

「萌芽」の言葉の使い方や使われ方

・『春が訪れ、草木が萌芽するのを目にすると、何となく心もウキウキと楽しくなります』
・『大企業病に陥った社内で、挑戦する社風への変革が必要だとの考え方の萌芽も見られます』

まとめ

「萌芽」の正しい読み方は「ほうが」で、「もえめ」と読むのは間違いです。

また、この「萌芽」とは、「草木の芽のもえ出ること」及び「新しく、物事が起こりはじめること」を意味する言葉です。

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