極めて明らかな様を示す言葉には「著明」があります。
この記事では、「著明」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「著明」の正しい読み方は「ちょめい」と「きめい」どちら
「著明」の正しい読み方は「ちょめい」であり、「きめい」とは読みません。
この言葉に使われている「著」は音読みで「ちょ」と読み、訓読みは「著す」で「あらわす」、「著しい」で「いちじるしい」と読みます。
「明」は音読みで「めい」や「みょう」、「みん」と読み、訓読みは「明るい」で「あかるい」、「明かり」で「あかり」、「明らか」で「あきらか」と読みます。
正しい読み方の結論
「著明」の正しい読み方は「ちょめい」であり、「きめい」は間違いです。
「著明」の意味
「著明」とは非常に明らかな様を示す言葉であり、事実や物事が明白なことをあわらします。
「著明」とはこれらの事実や物事がよく知れ渡っている状態を示す時にも使います。
「著明」の同音異義語としては「著名」がありますが、こちらは名前が非常に知れ渡っていることや有名なことに対して使うのが特徴です。
「著名」は人に対して使うことも可能であり、「著名人」は特に有名な人に対して使う言葉です。
「著明」の言葉の使い方や使われ方
・『この現象は著明なので、しっかりとデータに記録しておきます』
・『著明な反応から、この仮説は成り立つと予測されます』
・『その裁判で判明した著明な事実によって、会社の全貌が明らかになりました』
まとめ
「著明」は物事や事実が非常に明らかな状態を示す言葉であり、明白であることを示す時に使います。
「著明」の同音異義語としてよく間違えられるものとしては「著名」があります。
こちらは名前がよく知られていることを示す言葉であり、人や地名などに使われる言葉です。