この記事では、「虫垂」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「虫垂」の正しい読み方は「ちゅうすい」と「むしすい」どちら
虫垂の漢字表記を目にした人の中には思わず、むしすいと読んでしまう人もいるものです。
確かに虫の漢字は、芋虫といった言葉の様に、むしという読みがあるし、後ろの垂の漢字も、垂直といった言葉を見れば分かる様に、すいという読みがあります。
そのためそれら2つの漢字の読み方を繋げて、虫垂を、むしすいと読んでしまうのです。
所が残念ながら、虫垂の漢字を、むしすいと読むのは誤りで、ちゅうすいと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
虫垂は、ちゅうすいと読むのが正解な言葉です。
というのも虫の漢字は、むしという読み以外にも、昆虫といった言葉の様に、ちゅうという読みがある上に、垂の漢字は前記した通り、すいという読みを普通に持っています。
以上の事から、虫の漢字のちゅう読みと、垂の漢字のすい読みとを組み合わせる事で、虫垂は、ちゅうすいと読む事が出来るのです。
「虫垂」の意味
虫垂は、むしやがいちゅう等の意味がある虫の漢字に、たらすとか、たれ下がるといった意味を有する垂の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ虫垂は、盲腸の下部に存在する指状の小突起を表すのです。
「虫垂」の言葉の使い方や使われ方
・『彼女は急性虫垂炎で病院に運ばれたそうです』
・『私は先月、虫垂切除術を受けました』
・『虫垂が炎症を起こしているので、外科的な処置が必要です』
まとめ
虫の漢字には、むしという読みがあるし、垂の漢字には、すいという読みが存在しています。
ですがそれら2つの漢字の読みを合体させて、虫垂を、むしすいと読むのは間違いです。
虫垂の漢字は、むしすいではなく、ちゅうすいと読むべき言葉となっています。
更にそんな虫垂は、盲腸の下部に付いている指状の小さな突起を示す言葉として、用いられているのです。