この記事では、「虹彩」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「虹彩」の正しい読み方は「こうさい」
虹は、白虹の言葉みたいに音読みでこうと読む事が可能な漢字です。
後ろの彩の漢字は、迷彩や彩色、水彩に多彩といった言葉の通り、音読みでさいと読む事が出来ます。
だからこそ「虹彩」は、虹のこう読みと、彩のさい読みという音読み同士をシンプルに組み合わせて、こうさいと読むのが正しい読み方となっているのです。
「虹彩」の間違った読み方や間違いやすい読み方
虹色とか虹の彼方といった言葉を目にすれば分かる様に、虹は訓読みでにじと読む事が出来ます。
もう一方の彩の漢字は、訓読みではあやと読む事が可能となっているのです。
お陰で「虹彩」の漢字表記を見た人の中には、2つの漢字の訓読みを合体させて、にじあやと読んでしまう人もいたりします。
確かに虹の漢字を単体でにじと読むのも、彩の漢字をあやと読むのも誤りではないですが、「虹彩」という言葉に対しては、間違いとなるので、こういった読み方はすべきではありません。
「虹彩」について説明
「虹彩」は、眼球の血管膜の前端部であり、角膜の後方に存在する環状の膜を表すのです。
まとめ
虹は訓読みではにじと読めるし、彩は訓読みであやと読む事が出来る漢字となっています。
故に虹と彩の訓読み同士を単純に繋ぎ合わせる事により、「虹彩」の漢字を、にじあやという読み方をしてしまう人も存在しているのです。
ですが「虹彩」の言葉に関しては訓読み同士を合わせるこの読み方は、誤りとなっています。
訓読みではなく音読み同士を繋げて「虹彩」は、こうさいと読むのが正解です。
そんな「虹彩」は、目の角膜と水晶体との間にある薄い膜を指し示す言葉となっています。