「融通」の読み方と意味とは?「ゆうずう」と「ゆうづう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「融通」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「融通」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「融通」の正しい読み方は「ゆうずう」と「ゆうづう」どちら

「融通」の正しい平仮名表記を考えるために、「融通」の熟語を構成する漢字の読みを、まず説明します。

「融」の漢字は音読みが「ユウ」で訓読みが「と(ける)・ とお(る)」です。

また「通」の方は音読みが「ツウ・ ツ」で訓読みが「とお(る)・ かよ(う)」です。

「融通」は二つの漢字の音読みを重ねた読みで、もともとは「ゆうつう」とすべきです。

しかし、これでは発音がしにくいため、連濁と言われる日本語でよくあるルールにより、「ゆうづう」と濁って読みます。

従って、「融通」の発音としては、「ゆうづう=ゆうずう」です。

しかし、この発音を表現するための平仮名表記としては、国の定めた「現代仮名遣い」のルールにより、次項で説明するように定められているのです。

正しい読み方の結論

先に記した「現代仮名遣い」のルールにより、「融通」「ゆうずう」と表記するのが正しいと定められており、結論としては「ゆうづう」ではなく「ゆうずう」正しい仮名遣いなのです。

この「現代仮名遣い」では、「ず」「づ」の表記の使い分けが面倒なために、一部の例外を除いて、「ず」に統一すると定められたのです。

それにより、いわば「ゆうずう」が正しいことにすると定められたのです。

「融通」の意味

この「融通」とは、「臨機応変に物事に対処すること」「金銭や品物などを貸し借りすること」を意味する言葉です。

「融通」の言葉の使い方や使われ方

・『彼女は杓子定規に物事を判断し、全く融通が利かない性格です』
・『月末で小遣いがなくなったので、友人に少し融通してもらった』

まとめ

「融通」の正しい平仮名表記としては、国が定めた「現代仮名遣い」のルールにより、「ゆうずう」が正しく、「ゆうづう」とは書かないとなっています。

また「融通」の意味としては、「臨機応変に物事に対処すること」「金銭や品物などを貸し借りすること」です。

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