この記事では、「血色素量」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「血色素量」の正しい読み方は「けっしきそりょう」
「血色素量」は「けっしきそりょう」と読むのが正しい言葉です。
「血」は「けつ」と読みますがこの場合は促音読みになり、「色」は「しき」、「素」は「そ」、「量」は「りょう」と読みます。
各漢字の音読みを取り入れた読み方になります。
「血色素量」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「血色素量」の間違いやすい読み方は「けっしょくそりょう」です。
「顔色」のことを「血色(けっしょく)」と言うことから上記のように読んでしまう可能性もありますが、「血色素量」においては誤用となります。
また、「素」の字は「す」とも読みますが、「けっしきすりょう」とは読みません。
なお、訓読みにおいて「血」は「ち」と読み、「色」は「いろ」と読みますが、「ちいろそりょう」などとは読まないので注意しましょう。
「血色素量」について説明
「血色素量」は「血液中に含まれるヘモグロビンの量」のことを意味します。
ヘモグロビンは「赤血球に含まれている赤色素たんぱく質」を示し、肺で酸素と結合して体全体に酸素を運搬するとともに、体内に蓄積した二酸化炭素を再度肺に運ぶ作用があります。
また、「血色素量」は「赤血球に含まれる血色素の量をチェックする検査」という意味で使われることもあります。
「血色素量」検査において、数値が高い場合は脱水症や多血症などの疑いがあり、低い場合は貧血の疑いがあるとされています。
まとめ
「血色素量」の正しい読み方は「けっしきそりょう」です。
「けっしょくそりょう」や「けっしきすりょう」などとは読まないよう注意が必要です。
「血色素量」が「ヘモグロビンの量」や「赤血球に含まれる血色素の量を調べる検査」を示すことも覚えておきましょう。
ぜひ参考にしてください。