この記事では、「行燈」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「行燈」の正しい読み方は「あんどん」
「行燈」の正しい読み方は「あんどん」です。
「行」の字を「あん」と読み、「燈」を「どん」と読みます。
双方の漢字を音読みした読み方になります。
「行燈」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「行燈」の間違えやすい読み方は「ぎょうとう」です。
「行」は音読みで「ぎょう」と読むことから、「ぎょうとう」と読んでしまう場合があるかもしれませんが、「あんどん」が正しい読み方となります。
双方の漢字を訓読みで表す「みちあかり」「みちともしび」などの読み方も誤りです。
また、重箱読みとなる「あんひかり」や「あんともしび」、湯桶読みとなる「みちどん」といった読み方も間違いとなりますので注意しましょう。
「行燈」について説明
「行燈」は、「どこかに向かう」「歩く」といった意味を含む「行」と、「灯」「ともしび」という意味がある「燈」で成り立つ言葉です。
「行燈」は「木材で作った枠に紙を貼り、内部にロウソクや湯皿などを置いて点灯させる小型の照明器具」を意味し、「風の影響を受けにくく、安定した明かりを保つ道具」として江戸時代に普及しました。
なお、「行灯」と記されることもあり、現在では「行灯」表記の方が一般的とされています。
まとめ
「行燈」の正しい読み方は「あんどん」となります。
少し変わった読み方ですが、漢字をそのまま音読みした「ぎょうとう」と読まないよう注意しましょう。
「行燈」の正しい読み方を理解して、漢字に関する知識をさらに深めてください。