この記事では、「衣笠」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「衣笠」の正しい読み方は「きぬがさ」
「衣笠」の正しい読み方は「きぬがさ」となります。
「衣笠」は「絹傘」と漢字表記することもできます。
「衣笠」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「衣笠」の「衣」は「きぬ」の他にも、「イ」、「エ」、「ころも」、「き(る)」と読みます。
また、「笠」は「かさ」以外では、「リュウ」の読み方もあります。
そのため、「ころもがさ」や「いがさ」、「いりゅう」や「えりゅう」などと読まないように気を付けたいものです。
但し、人名(名字)ではこれらの呼び方もあります。
「衣笠」について説明
絹や織物をはった柄(え)の長いかさのことを意味しています。
昔、貴人の後ろから差し掛けるのに使われました。
他にも、仏像の上にかざす、天蓋(てんがい)のことを表しています。
「衣笠」の「衣」は「ころも」、「きぬ」、「着物」、「上着」、「覆い」、「体の一部分を覆うもの」、「着る」、「行う」などの意味があります。
また、「笠」は頭にかぶり、雨や雪、日光などを防ぐものを表しています。
さらに、「電灯の笠」など、笠の形に似たものを指しています。
そして、「衣笠」は人名(名字)や地名などにも用いられています。
地名では、「神奈川県横須賀市衣笠町」や「岡山県和気郡和気町衣笠」などがあります。
まとめ
今回は「衣笠」についてご紹介してきました。
「衣笠」の正しい読み方や間違った読み方、または間違いやすい読み方を知ることで、言葉を適切に使えるようになるでしょう。