この記事では、「裏目」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「裏目」の正しい読み方は「うらめ」と「りめ」どちら
「裏目」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します「裏」の漢字の音読みは「リ」で、訓読みは「うら」です。
また、「目」の漢字の音読みは「モク・ボク」で、訓読みは「め・ま・まなこ」です。
ここから、二つの漢字を訓読み+訓読みで繋げれば、「うらめ」と読めることが分かります。
また、音読み+訓読みを繋げて、重箱読みすれば「りめ」と読める可能性があることが分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、この分析から判断することは出来ません。
さて、「裏目」の正しい読み方は「うらめ」と「りめ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「裏目」の正しい読み方は、「うらめ」で、「りめ」と読むのは間違いです。
この言葉は、日常的にもよく使われる言葉で、多くの方が正しく読めると思いますが、この熟語の読みでは訓読みを重ねた読み方が正しく、少し特殊な重箱読みは間違いだと言うことになります。
「裏目」の意味
「裏目」とは、「さいころを振って出た目の反対側にある目のこと」を意味する言葉で、一般的にはそこから転じて「好い結果を期待して行ったことが、逆に不都合な結果になること」を意味する「裏目に出る」との表現で使われます。
「裏目」の言葉の使い方や使われ方
・『彼が会社のためを思って行なったことが、結果的に裏目に出ただけであり、そこまで激しく叱責すべきではない』
・『最近は、結果が裏目に出ることが多く、全くついていないと彼はぼやきまくっている』
まとめ
「裏目」の正しい読み方は、「うらめ」で、「りめ」と読むのは間違いです。
また、この「裏目」とは、「さいころを振って出た目の反対側にある目のこと」を意味する言葉で、そこから転じて「好い結果を期待して行ったことが、逆に不都合な結果になること」の意味で使われます。