この記事では、「補則」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「補則」の正しい読み方は「ほそく」と「ほのり」どちら
「補則」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「補」の漢字の音読みは「ホ」で、訓読みは「おぎな(う)」です。
また、「則」の漢字の音読みは「ソク」で、訓読みは常用漢字外の読みですが「のり・のっと(る)・すなわ(ち)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ほそく」と読めることが分かります。
一方、音読み+訓読みで繋いで、いわゆる重箱読みすれば「ほのり」と読める可能性があることも分かります。
しかし、この分析からは残念ながら、いずれの読み方が正しいかは、判断できません。
さて、「補則」の正しい読み方は「ほそく」と「ほのり」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「補則」の正しい読み方は「ほそく」で、「ほのり」と読むのは間違いです。
この熟語においては、特殊な重箱読みではなく、最も一般的な読み方である音読みを重ねた読み方が正しいと言うことです。
ちなみに、「則」を使った熟語で「のり」と読ませる熟語は、辞書を調べても見当たりませんでした。
「補則」の意味
「補則」は、日常的には余り使うことの少ない言葉ですが、その意味は「法令の規定を補うために付け加えた規則のこと」です。
「補則」の言葉の使い方や使われ方
・『この法律は、時代に合わなくなっているので、最低でも補則を見直すべきと言えます』
・『法律は補則まで読まないと、該当するのか否かが分からないことが多いです』
まとめ
「補則」の正しい読み方は「ほそく」で、「ほのり」と読むのは間違いです。
また、この「補則」は、「法令の規定を補うために付け加えた規則のこと」を意味ずる言葉です。