この記事では、「見做す」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「見做す」の正しい読み方は「みはなす」と「みなす」どちら
「見做す」の読み方として想定できるものに、「みはなす」と「みなす」があります。
「みはなす」と「みなす」の二つの読み方のうち、「見做す」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「見做す」の正しい読み方の結論は、「みなす」が正しい読み方になります。
「見做す」という言葉の「做」という漢字の音読みは「サ、サク」で、訓読みは「な・す」です。
そのため、「見做す」の言葉は「みなす」と読むことができるのです。
「見做す」を「みはなす」と読む読み方は存在しません。
「みはなす」と読む漢字表記は「見做す」ではなく「見放す・見離す」になります。
「見做す」の意味
「見做す」の意味は、「目で見たものについて仮にそうであると解釈すること・当面そうであると仮定すること」を意味しています。
「見做す」には、「ある物事や人物などを見た上で、判断してそのようであると決めること」の意味もあります。
法律用語としての「見做す」は、「法律的には同一のものとして扱い、同じ法的効果を生じること」の意味合いになります。
「見做す」の言葉の使い方や使われ方
「見做す」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『彼は児童養護施設の先生を小学校低学年くらいまでは実の母親であると見做していたのです』
・『この期末試験を特段の理由なく受けなかったものは、単位取得を諦めたものと見做します』
・『よほど緊急回避(正当防衛)の必要がない限り、刑法において人を殴ってケガを負わせる行為は犯罪と見做されます』
まとめ
この記事では、「見做す」の正しい読み方「みなす」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「見做す」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の解説をチェックしてみてください。