「覚」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「覚」の読み方とは? 読み方

この記事では、「覚」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「覚」の正しい読み方は「カク」「おぼえる」「さめる」

漢字の「覚」は、音読みで「カク」と読み、訓読みでは「覚える(おぼえる)」「覚める(さめる)」「覚ます(さます)」と読みます。

また、常用外漢字として「覚る(さとる)」と読むこともできます。

「覚」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「覚」は小学4年生の国語で習う漢字なので、国語の学習で漢字を習得している人ならば読み間違えることは少ないでしょう。

ただ、「覚」の読み方が分からない場合は、「覚」「見(みる・ケン)」が含まれていることから「みる」「けん」などと読み間違えてしまう場合があります。

「覚」を使った熟語

漢字の「覚」には「物事を記憶する」「気付く」「目がさめる」といった意味があり、さまざまな熟語に使われています。

ここでは、その中でも使われることの多い熟語「感覚」「覚醒」について説明します。

「感覚」

「感覚(かんかく)」とは、体や心が受けた刺激を情報として処理する機能のことです。

人や動物の体には、目で物を見る視覚、耳で音を聞く聴覚、手や皮膚から物に触れた感じを知る触覚など、さまざまな刺激を感じ取る「感覚」が備わっています。

私たちは、これらの感覚によって周囲の情報や自分の心身の状況を常に知ることができているのです。

「覚醒」

「覚醒(かくせい)」とは、意識がはっきりすること、迷いが消えることです。

漢字の「醒」「覚」と同様に「目がさめる」という意味があります。

また「酔いからさめる」「ぼんやりしていた状態から抜け出て、脳がはたらき出す」などの状況を指します。

つまり「覚醒」は、眠りや酔いがさめて意識がはっきりした状態に切り替わる状況を表しているのです。

転じて、それまでの迷いや過ちに気付き、気持ちが切り替わることの比喩にも使われています。

まとめ

「覚」「カク」「さめる」「さます」と読みます。

漢字に「見」が含まれているからといって、雰囲気で「ケン」「みる」と読んでしまわないよう、正しい読み方をおさらいしておきましょう。

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