「親身」という言葉は何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「親身」の正しい読み方と意味について解説します。
「親身」の正しい読み方は「しんみ」と「しんしん」どちら
「親身」という言葉の読み方として考えられるのが「しんみ」と「しんしん」の2つです。
「しんみ」と「しんしん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「親身」の正しい読み方は「しんみ」です。
「親」は「親切」【しんせつ】「近親」【きんしん】など「しん」と読みます。
「身」は「身元」【みもと】「中身」【なかみ】など「み」と読むほか、「身体」【しんたい】「全身」【ぜんしん】など「しん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「しんみ」と「しんしん」のうち「親身」の正しい読み方としてじしょに掲載されているのは「しんみ」です。
「親身」を「しんしん」と読むことはありません。
「親身」の意味
「親身」とは、「血の繋がりが近い人」を意味する言葉です。
親や祖父母など血縁がとても近い人を指します。
血縁のちかい人には優しくしたり丁寧に対応したりすることから転じて「近親者にするように心を砕くさま」という意味でも使われている言葉です。
血縁者であるかのように本当に寄り添った細やかな心遣いをすることを「親身になる」といいます。
「親身」の言葉の使い方や使われ方
・『家族をなくした友人に親身になって力を貸す』
・『困った時に親身になってくれる人こそが本当の友人だ』
・『親身に相談に乗ってくれたおかげで不安が解消された』
まとめ
「親身」の読み方は「しんみ」が正しく「しんしん」とは読みません。
色々な形で使われる言葉なので意味と読み方を正しく覚えておきましょう。