この記事では、「解く」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「解く」の正しい読み方は「ほどく」と「とく」どちら
「解く」には2つの読み方があります。
1つ目は「ほどく」で、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
2つ目は「とく」で、こちらも訓読みになります。
「解」音の読みは「かい・げ」で、訓読みは「と(く)・と(かす)・と(ける )・ほど(く)・ほど(ける)・ほぐ(れる)・ほつ(れる)・さと(る)・わか(る)」になります。
正しい読み方の結論
「解く」の正しい読み方は「ほどく」「とく」の2つになります。
ただし、読み方により意味が違ってきます。
「解く」の意味
「解く」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「ほどく」と読む場合、「結んだり、縫ったり、もつれたりしたものをゆるめて分ける」「迷いや疑いを晴らす」「正しく判断する」「神仏への願掛け(がんかけ)が叶った後で、お礼参りをしてかけた願を取り下げること」という意味です。
「とく」と読む場合、「結んだりしばったりしてあるものをゆるめて分け離す」「縫い合わせてあるものの糸を抜き取って分ける」「網目をバラバラにする」「もつれたものをもとに戻す」「身に付けているものをはずす」「命令・束縛・制約などから解放する」「任務・職をやめさせる」「態勢を崩してもとの状態に戻す」「心のわだかまりや緊張状態をほぐす」「筋道を立てて答えを出す」という意味です。
「解く」の言葉の使い方や使われ方
「解く」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『糸の結び目を解く(ほどく)』
・『大臣の任を解く(とく)』
・『数学の問題を解く(とく)』
まとめ
今回は「解く」の読み方について紹介しました。
「解く」の正しい読み方は「ほどく」「とく」の2つで、読み方により使い方が変わってきます。
正しく読める様に覚えておきましょう。