この記事では、「言説」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「言説」の正しい読み方は「げんせつ」と「ごんせつ」どちら
「言」という漢字は訓読みでは「言(い)う」や「こと」と読み、音読みでは「げん」や「ごん」と読みます。
そして、「説」という漢字は訓読みでは「説(と)く」や「説(よろこ)ぶ」と読み、音読みでは「せつ」や「ぜい」、「えつ」と読みます。
「言説」の場合、「言」と「説」それぞれに音読みを当てるのですが、2つの読み方があります。
1つは「げんせつ」とする読み方、そして、もう1つは「ごんせつ」とする読み方です。
正しい読み方の結論
「言説」は「げんせつ」とも「ごんせつ」とも読むことが可能です。
「言説」の意味
「言説」とは、「意見を行ったり、物事を説明したりすること」や「物を言うこと」、「言語、音声をもってする説法」などの意味を表す言葉です。
「言説」の類義語としては、「説明」や「解説」、「論説(ろんせつ)」や「通論」、「汎論(はんろん)」や「達意(たつい)」などがあります。
また、「言説」は批評用語として、「言語で表現された内容の総体を意味する概念」であるフランス語“discours”(ディスクール)の語訳としても用いられています。
「言説」の言葉の使い方や使われ方
・『彼の核心を突いた言説に聴衆は聞き入っていた』
・『彼女の言説に対し、論点に不備があるという指摘が加えられた』
・『後世評価を得た偉人の言説は当時、狂言として全く聞き入れられなかったという例も多い』
まとめ
・「言説」は「げんせつ」とも「ごんせつ」とも読むことが可能です。
・「言説」とは、「意見を行ったり、物事を説明したりすること」や「物を言うこと」、「言語、音声をもってする説法」などの意味を表す言葉です。