「誤聞」は聞くことに関係する言葉ですが、具体的にはどのような意味で何と読むのでしょうか。
今回は、「誤聞」の正しい読み方と意味について解説します。
「誤聞」の正しい読み方は「ごぶん」と「ごけん」どちら
「誤聞」という言葉の読み方としては「ごぶん」と「ごけん」の2つが考えられます。
「ごぶん」と「ごけん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「誤聞」の正しい読み方は「ごぶん」です。
「誤」は「誤解」【ごかい】「錯誤」【さくご】など「ご」と読みます。
「聞」は「伝聞」【でんぶん】「寡聞」【かぶん】など「ぶん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「ごぶん」が「誤聞」の正しい読み方はです。
「聞」に「けん」という読み方はなく、「ごけん」は「聞」と「間」【けん】を取り違えたことによって起きた読み間違いだと思われます。
「誤聞」の意味
「誤聞」とは、「内容をあやまって聞くこと」を意味する言葉です。
聞いた内容をただしく理解せず誤って理解してしまうことを指します。
いわゆる「聞き間違い」と同じ意味の言葉で、人が語った話を本来の内容とは違う誤った内容で聞いてしまう様子を表す言葉です。
「お菓子」を「お箸」のように似たような言葉と間違えて聞いたり日付を誤って聞き取ったりなど正しくない形で聞き取る行為を表すほか、言葉の裏に隠された真意を理解せず額面通りに受け取ってしまう様子に対しても用いられます。
聞き間違えるという意味から転じて「間違った内容のうわさ話」という意味でも使われています。
「誤聞」の言葉の使い方や使われ方
・『誤聞のせいで間違った認識が広まった』
・『誤聞を防ぐためにメモを取る』
・『誤聞があるとまずいので確認を取る』
まとめ
「誤聞」の正しい読み方は「ごぶん」で「ごけん」は誤りです。
大きなトラブルのきっかけになりかねない言葉なので正しい意味と読み方を理解しておきましょう。