「誤訳」という言葉にはどのような意味があり正しい読み方は何なのでしょうか。
今回は、「誤訳」の正しい読み方と意味について解説します。
「誤訳」の正しい読み方は「ごやく」と「ごわけ」どちら
「誤訳」という言葉の読み方として「ごやく」と「ごわけ」の2つが思い当たります。
「ごやく」と「ごわけ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「誤訳」の正しい読み方は「ごやく」です。
「誤」は「誤算」【ごさん】「誤認」【ごにん】など「ご」と読みます。
「訳」は「訳者」【やくしゃ】「英訳」【えいやく】など「やく」と読むほか、「訳有」【わけあり】「内訳」【うちわけ】など「わけ」とも読みます。
それぞれの読み方を組み合わせると「ごやく」と「ごわけ」になりますが「誤訳」の正しい読み方は「ごやく」です。
「誤訳」の意味
「誤訳」とは、「間違った内容に訳すこと」を意味する言葉です。
ある言語から内容や意味を変えずに別の言語に置き換えることを「訳す」といいます。
単語の意味やニュアンスなどを踏まえ意味ができるだけ変わらないようにするのが基本ですが、理解不足や勘違いなどにより原文の内容からかけ離れた内容に訳してしまうことを「誤訳」といいます。
訳した文の内容は誤ったものなので価値がないだけでなく誤解を招きかねない有害なものです。
単純なミスで起きることもありますが、文化的な理解不足など高度な知識がないせいで起きる「誤訳」もあります。
「誤訳」の言葉の使い方や使われ方
・『この翻訳文は明らかな誤訳だ』
・『誤訳を訂正する』
・『誤訳ばかりのひどい映画字幕だ』
まとめ
「誤訳」は「ごやく」と読むのが正しく「ごわけ」と読むのは間違いです。
外国語の翻訳に関係する言葉なので正しい意味と読み方を理解しておきましょう。