この記事では、「諄い」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「諄い」の正しい読み方は「くどい」と「しつこい」どちら
「諄い」の読み方として予想できるものに、「くどい」と「しつこい」があります。
「くどい」と「しつこい」の二つの読み方のうち、「諄い」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「諄い」の正しい読み方の結論は、「くどい」が正しい読み方になります。
「諄い」の言葉で使われている「諄」という漢字は、非常用漢字でさらに難読漢字でもあります。
「くどい」という言葉は誰もが知っているような日常的な言葉なのですが、「諄い」は難読漢字で正しい読み方が普及していないため、「しつこい」という誤読も多くなっています。
しかし、「諄い」の「諄」という漢字の音読みは「シュン・ジュン」、訓読みは「くどい・あつい・ねんごろ」であるため、「しつこい」と読むのは明らかな誤読なのです。
「諄い」の意味
「諄い」の意味は、「何度も同じようなことを言ったりしたりしてしつこいこと」を意味しています。
「諄い」というのは、「うんざりしたり煩わしく感じたりするほどにしつこかったりうるさかったりするさま」を示しているのです。
「諄い」の別の意味として、「味覚が後に残るようでしつこい・色合いがどぎつくてしつこい」もあります。
「諄い」の言葉の使い方や使われ方
「諄い」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『彼の未練がましさや諄い物言いが嫌いになってから、復縁するのはもう無理なのだと思いました』
・『丁寧で詳細な説明と相手をうんざりさせるような諄い説明は、似ているようで全く異なるものです』
・『このお店の豚骨ラーメンは味付けが諄いので、一度食べたらしばらく食べなくて良いかという感想になります』
まとめ
この記事では、「諄い」の正しい読み方「くどい」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?
「諄い」の読み方・意味・使い方をリサーチしたいときは、この記事の解説をチェックしてみてください。